外壁塗装を検討しているけど、どんな塗料がいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
塗料は性能や価格の違う種類がたくさんあり、家の外壁に合わせて選ぶ必要があります。
はじめての外壁塗装でも安心して塗装工事ができるように、塗料の種類や特徴をお話しします。

塗料の種類と特徴

ウレタン塗料

一般的によく使われている汎用的な塗料で、耐用年数は５～８年とされています。
リーズナブルで施工性がよく汎用的に使える塗料です。
耐用年数が短いため、近年の外壁塗装ではあまり使用しなくなりました。

外壁では使用しませんが、柔軟性や密着性が高いことにより付帯部で使用する場合が多いです。
また、DIYで使用する場合にはおすすめの塗料です。

シリコン塗料

屋根や外壁に使われている塗料の現在の主流です。
機能と価格のバランスが良く、カラーバリエーションも豊富です。
耐用年数は、１０～１５年とされており、コストパフォーマンスの高い塗料です。

シリコン塗料は、外壁や屋根の塗装で採用されてきた歴史が比較的長いため
数ある塗料の中でも実績が一番多い種類となります。

フッ素塗料

価格は高めですが、耐用年数が長い塗料です。
耐用年数は１５年以上とされています。
テフロン加工のフライパンをイメージするとわかりやすいかと思います。
汚れが付きにくく、ついた汚れも落ちやすいため、耐用年数を長くしたい方におすすめです。

ただし、汚れが付きにくいということは塗装も付きにくいので次回の塗り替えの際には注意が必要です。
知識がない業者に依頼をすると外壁がきれいなのに、剥がれているやひびが割れるなどの症状が起きる
可能性がありますので、注意してください。

塗料無機

自然界の鉱物（無機物）を成分に含んでいる塗料です。無機物には、身近なものでは、ガラスやセラミックがあります。
一般的な塗料は、主に石油を原料にした樹脂成分で作られたものをいい、ウレタン、シリコン、フッ素などの塗料が該当します。

耐用年数は１５年以上とされています。さらに無機成分が含まれているため、藻・苔・カビが発生しにくい性質も持っています。非常に高耐久な無機塗料ですが、塗膜が硬いため、外壁材によっては使用できない場合があります。

遮熱塗料

遮熱塗料は熱を反射させる効果を持つ塗料のことです。
太陽から受ける日差しで外壁・屋根の表面温度が上がり、その熱が家の内部に伝導し室内の温度に影響します。
暑さを少しでも緩和させたい方におすすめの塗料になります。

まとめ

塗料の種類についてご説明しましたが、外壁塗装を検討する際には業者に希望の塗料を伝えるのではなく、
ご自身が一番こだわりたいところを伝えてください。

例えば、長持ちさせたい・安くやりたい・デザイン性を残したい・・・など

塗料を選ぶには性能・色・外壁材との相性・劣化状況・住宅環境などあらゆる点を総合的に判断しなければいけません。
すべての塗料にメリット・デメリットがあります。
ご自身の要望が叶えられるように塗装の知識豊富な業者に相談しながらぴったりの塗料を見つけましょう。

木の花塗装では塗料のご相談だけでも対応いたします。
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